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■院長が4/6(月)付の大分合同新聞夕刊に載りました
 
 
   

県内初の予備医官 「災害現場で貢献を」

[2009年04月06日]

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県内初の予備医官に任命された在永光行医師

 有事や災害時に自衛隊に招集され、後方支援にあたる予備自衛官のひとつ「予備医官」に、医師の在永光行(みつゆき)さん(40)=大分市=が、県内で初めて任命(予備三等陸佐)された。在永さんは「他県では医師に限らず多くの専門職の人が予備自衛官を志している。社会貢献活動として、もっと多くの人に参加してもらいたい」と話した。
  在永さんは一九九三年、大分医科大学(現・大分大学医学部)卒業後、同付属病院などで救命救急の医師として約十年間、医療現場の第一線で活躍。現在は大分市中央町のアリナガ美容外科の院長を務めている。
  二〇〇七年十二月に予備自衛官制度を知り、試験を受けたという。「災害時の救援出動の要請は大きな病院が多く、開業医になると出動機会が少ない。テレビなどで災害現場で活躍する医師を見ていると、自分も役に立てるのではないかと思い、迷わず応募した」と話す。
  筆記試験や身体検査などを通過し、〇八年、予備自衛官補として採用。同年九月と十二月に長崎県の相浦駐屯地で行われた計十日間の教育訓練で、実地研修を重ね、予備自衛官に任命された。「四人部屋で生活し、寝食を共にすることで強い仲間意識ができた。規律正しい生活も送れ、貴重な経験だった」と振り返る。医療器具がほとんどない状態での救護研修のほか、射撃訓練など実戦に近い訓練もあったという。
  研修期間は病院を休業するなどしたため、家族や病院のスタッフに迷惑を掛けることも多かったが、「みんな活動を理解して支えてくれた。感謝しています」と笑顔。今後の抱負として、「災害派遣医療チーム(DMAT)と連携をして、民間の医師でもできることをしていきたい」と力強く話した。

  <ポイント>
  予備自衛官 日ごろは別の仕事をしつつ、有事や災害時の招集命令で自衛隊に組み込まれる。後方支援で警備などを務める一般部門と、医療や語学、整備士などを務める技能部門がある。年2回募集しており、1回目募集は4月13日まで。2回目は7月21日から10月9日まで。募集要項は大分市生石の防衛省大分地方協力本部などにある。

 
   
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